メロディー楽器の人は、曲調に合わせて盛り上がったり、盛り下がったり、早かったり、遅れてみたり。
それが良い味を出したりするわけです。
そんなメロディー楽器にリズム楽器がどう合わせてあげるか、リズム楽器の見せどころだったりする訳です。
「僕はリズムキープしたいんだけどさぁ。ボーカルがいつもドラムが早いって言うのよ。、、、、。」
男性と女性と同じで、立場が違う人同士で意思の疎通って難しいのです。
そんなリズム楽器の人にヒントです。
リズム感を鍛えるのには、コミュ力も必要なのです。
・リズム楽器が譲れない箇所はココです
・タイミングを合わせるところは決めておきましょう
・タイミングをズラすのは諸刃の剣です。はい

ドラムやパーカッションを叩く人ならば、ここはタイミングをズラしたく無いところがあります。
それが小節の頭です。
4拍子、いち、とぉ、にぃ、とぉ、さん、とぉ、しぃ、とぉ。なら、
「いち」のタイミングです。
リズム楽器の人なら、ここは外したくないです。
たとえ、その前の小節に難しいフィルインがあって、手がもつれまくっていたとしても、次の小節の頭の音を外したくないです。
ドラムだと、フィルインの次の小節、一発目にシンバルを叩く場合が多いです。
そのシンバルのタイミングはぜぇったい外したくないのです。
しかしながら、メロディ楽器では「いち」のタイミングを意図的に早くしたり遅くしたりします。クラシックを演奏する人にその傾向が強いような気がしています。
バンドでも、バラードを歌うボーカルの人は感情を込めて込めて歌いますので、タイミングをズラしたりします。
気持ちを込めて、歌の霊が憑依してるくらいの気持ちを込めますので、
「ボーカルのタイミング、遅いんじゃないですか?」
なんて、絶対に言えないのです。
メロディ楽器の人がタイミングをズラした時、リズム楽器は
「オレはオレの道を行くぜぇ。」
と言いながら、あくまでジャストのタイミングで叩くのも、まぁ嫌いじゃありません。
が、曲調をよく考えた上で「いち」のタイミングをずらすのも、アリです。
一定のテンポって枠から外れたとしても、息があっているプレイのほうがカッコいい場合もあります。
その時はどこのタイミングをズラすのか決めておきましょう。
「最後に声を張り上げるところなんだけど、タイミングは歌に任せるから好きなタイミングで歌ってね。僕はそれに合わせるから。」
といった感じです。
長年、一緒に演奏していると、特に決めなくてもタイミングがお互いに分かってきたりします。
息が合ってきた!ってヤツですね。
私は、ダラブッカという民族楽器をやってまして、ベリーダンスの後ろで叩かせてもらう機会があります。
同じダンサーさんと何回も演奏させてもらうと、だんだんダンサーさんとお互いのタイミングが分かってきます。
即興で演奏、即興でダンスだとしても。
「あ、ここから決めのポーズだな。」「ここから雰囲気を変えたがってるね。」
みたいなタイミングがだんだん分かってきます。
ダンサーさんも私の音を聴いて
「マルさん、そろそろアップテンポに切り替えそう。」「もう曲も終わりだね。」
を察してくれます。
すごいもんです。
ちなみに、小節の頭。
4拍子、いち、とぉ、にぃ、とぉ、さん、とぉ、しぃ、とぉ。
なら、
「いち」のタイミングですが、この「いち」のタイミングをずらすと
「リズムに変化を与えている。」と思われるか
「あ、アイツ遅れてやんの。」と思われるか、紙一重だったりします。
メロディー楽器の人と息がピッタリ合っているならとてもカッコ良いのです。
ですが、
「メロディー楽器とも合ってない」「正確なリズムでもない」
ってタイミングで音を出すと、ただの下手っぴです。涙
タイミングをズラすのは諸刃の剣です。心して挑みましょう。
抑揚をつけた演奏をしたハズなのに、
「マルさん、あそこのタイミングが遅かったよね。」
なんて、演奏のあとボーカルの人に言われたらショックが大きいのです。
・リズム楽器が譲れない箇所はココです
・タイミングを合わせるところは決めておきましょう
・タイミングをズラすのは諸刃の剣です。はい





