立場が違えば考えも変わる。メロディー楽器のリズム感

ドラマーやパーカッショニストなどのリズム楽器は、メロディー楽器の人とアンサンブルすることも多いです。むしろ、リズム楽器だけのアンサンブルの方が珍しいです。

メロディー楽器とは、ボーカルもそうですし、クラシックの、バイオリン、フルートなんかもメロディーを奏でる楽器ですね。

メロディー(旋律)を奏でる楽器と打楽器。同じ曲を演奏していても役割が違ってきます。

今回はリズム感とは逆に、リズムをズラす話です。

本文の内容です

・メロディー楽器と打楽器のそれぞれの係
・まずは、どっちも正確なリズムで練習しましょう
・リズムをズラすか?ズラさないか?答えは自分たちで出すのです

「わしのグルーヴについてこれるかな?」
・メロディー楽器と打楽器のそれぞれの係

メロディー楽器は、リズムの正確さも欲しいところですが、それ以上に抑揚や、感情表現が重要になってきたりします。

それに対して、リズム楽器は抑揚も必要ですが基本はリズムキープです。

ざっくり、係を分けると

メロディー楽器:感情的で、情緒的係

リズム楽器:冷静で、理性的な係

てな感じです。

リズム楽器が音楽の土台を作って、その上にメロディー楽器が乗っているイメージで語ることも多いです。もちろん、どっちが重要だとか、どっちが優れているのか?なんてことを考えるのは野暮です。はい。

どっちも重要です。どっちも優れています。係が違うだけです。

「メロディ楽器がどんなに揺らいだリズムでも、リズム楽器は正確なリズムをキープするぜ!」

が正解ではあるのですが、それだけでは寂しいですよね。

たまにテレビとかで演歌歌手の人が往年のヒット曲を歌ってたりしますよね。その時に、ワザと歌い出しを遅くして歌ってたりします。

「きっと、この人は同じ曲を何百回も歌ってきてるから、テンポ通りに歌うのには飽きてるんだろうな。」

などと思ってしまいます。メロディー楽器は、そんな演奏もぜんぜんOKなのですが、リズム楽器はそうはいかないです。はい。

ちなみに、、、、。

テンポ通りに歌わないと、カラオケの採点マシンが採点したら思いっきり減点の対象になっちゃいます。でも、採点マシンの高得点を取ることだけが、良い音楽じゃ無いのです。歌って奥が深いんだなぁ、と関心しちゃいます。

テレビで、カラオケの採点マシンで点数を競う番組に出てくる歌手の人たち「すんごい上手だなぁ、、。」と思って観てます。

そして、もしも忌野清志郎さんがこの番組に出てヘロヘロのかすれ声で歌ったら点数は低いんだろうな、とも思います。

私なんかは忌野清志郎さんのバラードなんかを聴いた日にゃ、もう涙が止まらないのです。(そう書いててすでに涙が出てきた。汗)

・まずは、どっちも正確なリズムで練習しましょう

メロディー楽器とリズム楽器が一緒に演奏する場合ですが、練習の時には、まずどちらも正確なリズムで演奏できるようにしましょう。

メロディー楽器の人であっても、正確なリズムで演奏できることが基本になります。

一緒に、メトロノームを聞きながら練習するのがオススメです。

メロディー楽器の人もリズムがズレちゃってることがあります。そりゃそうです。人間だもの。(byみつを)

ワザとリズムをズラすのだったら良いのですが、意図してないのにズレちゃってるのは直さないとですね。歌ですと、歌詞がたくさんあって歌うのが追いつかないのはあるあるです。リズム楽器でもサビの前になんとなく遅くなってる。というのもあるあるです。はい。

「では、次回のお楽しみコンサートのテーマは、デスメタルで決まりです。」
・リズムをズラすか?ズラさないか?答えは自分たちで出すのです

正確なリズムで曲を奏でるのも良いのですが、メロディー楽器の人にとっては、それでは抑揚が出せないよなぁ。って話になります。

そうなんです。メロディー楽器の人は、悲しい部分は悲しく、楽しい部分は楽しく演奏しないとならないんです。(まぁ、悲しい曲をニコニコしながら歌うのも嫌いじゃ無いですが。笑)

そこで、メロディー楽器の人は曲に感情を込めるために、タイミングを遅くしたり早くしたりするのです。

「ドラムのオレはリズムキープしたんだけど、、、、どしたら良いのよ??」

ってことになりますよね。

そこで、いろいろと考えないとならないんです。抑揚はメロディ楽器に合わせるけどリズム楽器はテンポは変えないとか、ひと思いに抑揚もテンポもすべてをメロディ楽器にあわせるとか、基本は、リズムキープだけど、サビに入る一発目の音だけはメロディー楽器に合わせるとか、、、、。

いろいろな考え方があって、どれも正解なんだと思います。どうせなら、共演者が気持ちいいと思わせたいものです。

「メロディー楽器の人が一番気持ちいいと思えるリズム感を探す。」

とても難しいのですが、その難しいピンポイントを探したいです。

もちろん、お互い譲れないところもあります。よくありがちな、ケンカになるパターンですね。

でも、それでもお互いの落としどころを見つけて行きましょう。メロディー楽器とリズム楽器、お互いが納得したリズム、それこそがグルーブです。

今日のまとめです

・メロディー楽器と打楽器のそれぞれの係
・まずは、どっちも正確なリズムで練習しましょう
・リズムをズラすか?ズラさないか?答えは自分たちで出すのです