失敗から学ぼう。成功からは学びません

大概の人は本番で失敗します。
その失敗を未来にどう生かすのか?それが大事です。

ですが、
「もう、おれ、だめぽ。完全にオワタ。」
って、前向きに考えられない時もあります。

本番での失敗がきっかけで、もう楽器やめたいって思う時もあります。

そんな人に向けてのメッセージになります。

リズム感を鍛えるためにも、心のメンテって大事です。

本文の内容です

・もう落ち込むしかない時は身を流れに任せましょう
・冷静に分析してみましょう
・厳密には失敗は存在しません。では失敗とは?
・ネタにしてしまうのも手です

「まぁ座んなよ。熱いコーヒーでも淹れるからさ。」
・もう落ち込むしかない時は身を流れに任せましょう

失敗した当日はもう、どうしようもないのです。
「なんで、あんなことやっちまったんだろう?」
と自責の念にかられるのです。

演奏が多少へたっぴだったくらいなのは、愛嬌でなんとかなります。
ですが、曲の順番を間違えてしまって、共演者に迷惑をかけてしまっただとか。自分が演奏する時間が短すぎて、次の共演者に恥をかかせてしまっただとか。

「このイベントは軽い気持ち演奏すればいいや。」と思っていたら、主催者の人は時間やMCまでカッチリ決めないと気が済まない人で、本番直前に演奏が大きく変更になってしまい、結局ボロボロの演奏だったとかだとか。

なんて事が起こったりするのです。
お察しの通り、上記は全部私の実体験にもとづいてます。汗

「まぁ、失敗はあるよ。また頑張ろ。」と言ってくれる人もいます。

「マルさんの、ここがダメ、あそこがダメ。」と散々ダメ出しをして、その後一切連絡が取れなくなる人もいます。
しばらくして、その人が色々と私の悪いウワサを広めていて、何かの拍子にそのウワサが自分の耳に届いたり、、、、。(これも体験済み。汗)

もう落ち込むのです。

仕方ないです。こんな時に無理に前向きに考えても、かえって傷口を広げてしまいます。

しばらくの間は、マイナスの感情ばかり出てきちゃうので、嵐が去るのを待ちましょう。

「あーオレはなんてバカなんだぁ。いや、あいつがぜんぶ悪いんだよ!!」
なんて思ってしまいます。
冷静な判断ができなくなっている状態なので、人と会うのもオススメしません。

誰かに、不満をぶちまけたところで
「マルさん、この間のイベントのことで、かなりご乱心の様子だったよ。」
ってウワサが広がり、火に油を注ぐことになるのです。

こんな時は、練習も休んでしまいましょう。
せっかくの音楽が苦痛になってしまいます。

・冷静に分析してみましょう

少し落ち着いたら、反省をしましょう。
いや、反省という言葉は、ちょっとニュアンスが違います。

間違えた箇所を分析しましょう。あくまで客観的に見るのです。

出だしのテンポが速すぎて、後半がボロボロだったとか。
大事なキメのフレーズが、思い切り忘れてたとか。
なんかのきっかけで、頭が真っ白になっていたとか。

そして、その傾向と対策を練るのです。

テンポが速かったのなら、本番の寸前までメトロノームでテンポをチェックしましょう。
キメのフレーズを間違えたのなら、曲の流れをちゃんと把握するために小節を数えましょう。
頭が真っ白になったなら、始めのフレーズだけでもガッツリ覚えれば、その後はなんとかなります。
解決策は必ずあります。
知恵を絞って対策を練りましょう。

落ち込んでる時期にはできませんが、冷静な状態ならそんなに難しくない作業です。

・厳密には失敗は存在しません。では失敗とは?

失敗は、必ず未来に役立ちます。

その時失敗したとしても、未来に役立つと考えたら失敗なんて存在しないのです。
「こうやったら演奏ができなくなるんだ」
という事実が分かったことは、未来の自分へプレゼントみたいなものです。

失敗とは考えずに
「高めの授業料を払って、相応の貴重な経験を学んだ。」
と考えましょう。

例えば、ドラマーのテンポの話だとしたら。
「この曲はBPM120なのに、いつかのライブでBPM130くらいになっちゃってボーカルに迷惑かけたんだよな。今度は演奏の直前までメトロノームを聞いて、カウントのテンポはぜぇったい間違えないぞ!」
と言った感じです。

落ち込む度合いが大きければ大きほど、ガッツリと脳裏に焼き付きます。
失敗ではなく、未来の自分がミスを犯さないための、大切な授業なのです。

「じゃ、失敗って何よ???」
って話です。

それは、音楽をやめてしまうことです。

演奏で大きな失敗をしたとしても、その後落ち込んで音楽を休んでいたとしても、音楽を続けていれば、失敗は自分の肥やしになります。

でも、そこで音楽をやめてしまったら、
「あん時、演奏で大失敗したし、、音楽なんて、、、つまんないよ。」
で終了、、、。

そんな終わり方はあまりにも悲しいです。

例え大きな失敗だと思ったとしても、その失敗が理由で「未来のあなたの音楽」を殺して欲しくないのです。

私は一人で勝手に目頭を熱くしながら、あなたへ伝えたいのです。

・ネタにしてしまうのも手です

で、そんなに落ち込んだことも、音楽やめちまおうか悩んだことも時間が経つとネタになります。

「あの時、ドラムが4小節少なくて、曲の後半が大変なことになったんだよね。」なんて話が、メンバーと会うたびに会話のきっかけになったりするのです。

かつて、私が本番中にダラブッカ(中東の打楽器)を落としてしまい派手に壊した時は、半ベソかきながら修理していましたが、今となっては、ダラブッカを人に紹介する時の鉄板ネタになってます。はい。

音信不通になってしまった人とも、いつ日か笑って話し合える時が来るんじゃないかと、淡い期待を持っています。
(そんなことを言ってるってことは、まだ引きずってるって証拠ですね。汗)

今日のまとめです

・もう落ち込むしかない時は身を流れに任せましょう
・冷静に分析してみましょう
・厳密には失敗は存在しません。では失敗とは?
・ネタにしてしまうのも手です