音楽をやるのは自由です。
先祖代々と音楽家をやってきて、自分の将来は産まれた時点で決まってる。なんて人は、ごく稀です。(お琴、三味線とか、の伝統音楽をやってる人はだと伝統の道に進んでいくようです。こういう人たちは、イヤイヤやらされているというより、その道が自分の一番適任だと思ってる人も少ないないみたいです。)
ですが、私のような凡人の場合、良い意味でも悪い意味でも、趣味の選択肢はたくさんあるのです。音楽やらアウトドアやらサッカーやら自転車やら。
ですので、2年前までエレキギターやってたけど、今はフットサルやってるのよ。
なんて人も全然珍しくないです。
そして、ちょっとカジったけど、今はもうやってない趣味がたくさんできる訳です。(私も、家の納戸の奥底にエアガンやバイクの改造パーツが眠ってます。)
そんな選択肢がたくさんある中で、せっかく、音楽という無限に奥が深い趣味を始めたのですからずっと続けて欲しいと、私は思ったりする訳です。
音楽を続けるコツについて考えていきたいと思います。
もちろんこのコツはリズム感を鍛える上でも重要になります。
・「守破離」の「守」と「破」の境目がポイントです
・面白いと思ったことをドンドン取り入れましょう
・転がり続ける石の運命はいかに

以前、茶道や武道などが上達する段階「守破離」について話をしました。
「守」師匠の教えに何も考えずに従う。
「破」教えに自分の考えを加えていく。
「離」師匠の考えから離れ、自分の道を行く。
みたいな感じです。
で、よくありがちな挫折ポイントが
「守」と「破」の境目になります。
この頃って、どんな感じかというと。「先は長いけど、とりあえずひと通り出来るようになったね。」、「今の練習をずっと続けてると、あの人みたいになれるのかも。」と、基本が分かって、将来像もなんとなく見えてきたところです。
リズム楽器で「守」の頃ですと
「え?何?右右左右?」「こんな姿勢だと指がツルんですけど」「あ、このリズムが叩けてきたかも!嬉しいっす!」「なんと!来月発表会?!」
と、良いことも悪いことも、いろいろなことが起こるので飽きないです
ですが、しばらく続けると、初心者だった頃には知らなかった単語も分かります。
教室で習っている人なら発表会の準備はいつ頃から始まるのか?とか、この先生はあの生徒さんには優しいんだけど、あの人には冷たいんだよね。過去にトラブルがあったみたい。なんて裏事情も分かってきます。
「この先やることが見えてきて、なんか新鮮味が無くなってきたかも。」
この頃がやめてしまう可能性が高い時期です。
実際、私の周りでも「ドラムやってて習ってもいたのだけど、2年くらいやったら飽きちゃってやめたよ。」なんて人って多いです。
・面白いと思ったことをドンドン取り入れましょうそうなんです。この「新鮮味が無くなった」時期が危ないのです。
何かアクシデントがあった場合、例えば、先生にひどい言われ方をしたとか、本番で大失敗をしたとか、ですと、「なにくそぉ!」って思えます。
原因がはっきりしてるので、「じゃ、新しい先生に習おうっと。」とか「大失敗の原因はこれだよね。」
と対策も打開策も見つけやすいんです。
でもこの「なんとなく新鮮味が無くなった」のは、打開策が見つかりづらいんです。
そして、その対策方法は、
「新鮮味があることを自分で見つける」
です。
先生に「なんか新しくて面白い事ないですか?」と聞いたところで、先生も困ってしまいます。何が面白いか?それは自分でしか分からないからです。そこで、知らない人と一緒に演奏してみたり、ちょっと違うジャンルも演奏してみたり、はたまた、面白い演奏方法がないか試行錯誤してみたりするのです。
この、色々と新しいのを試してみるのも楽しかったりするのです。
私はダラブッカという中東の打楽器を叩かせてもらっていますが、ドラムのキックべダルで演奏出来る装置を作ってみたり、塗装を剥いで銀ピカを目指してみたりとか。アホなことを繰り返しています。(これは本当にアホなのですが、笑い話のネタとしてもオススメです。)
また、クラシックの人や、スピチュアル系の人とコラボさせてもらったりもしました。
こちらは演奏が上手くなるって意味でも人生経験って意味でもオススメです。

「いやいや、あなたみたいに特殊な人はともかく、一つのことをコツコツと貫くのが正解でしょ?」
まさにその通りでして、そもそも私みたいな特殊な人間を基準にして良いのか?って話です。
ですので、
「一つのことをひたすら続けてやり通す」のも
「新しいことをドンドン取り入れて自分が飽きないようにする」のも
どっちもアリだと思います。
“A rolling stone gathers no moss”(転がる石に苔むさず)
って言葉があります。
私が大好きな言葉です。実はこの言葉は全く正反対の意味があります。
一つは、
「職業や住む街を転々とする人は、信用がなく成功しない。」
一つは、
「新しいことを探求する人は、いつまでも輝き続ける。」
という解釈です。
私はどっちも正解だと思います。
そして、両方の解釈の良いところを自分に取り入れたいと思っています。
自分の楽器演奏でいうならば
「打楽器の演奏は続ける。打楽器で新しいことがあったら色々試して失敗してみる。」
といった感じです。
これが正解かどうかは、まだまだ分からないです。
分からないから、また色々と試してみたくなるのです。
・「守破離」の「守」と「破」の境目がポイントです
・面白いと思ったことをドンドン取り入れましょう
・転がり続ける石の運命はいかに





