ある程度、演奏が出来るようになりました。
そして、自分と同じ楽器を演奏する人がいて、「もしかして、この人、つまずいているかなぁ?」って感じがしたら、ぜひ、その人に教えてあげましょう。
「いやいや、わたくし、まだ教えられるような立場じゃないんで。」
なんて思ったりもするのですが、おせっかいとは知りつつも、話しかけてみましょう。
あなたが教えると、教わった人は得するのは簡単に想像できますが、教えているあなたにも、良いことがあるかも知れません。
他人にリズム感を教えることが、自分のリズム感習得の鍵になる時があります。
・まず、自分がちゃんと理解している必要があります
・人の振り見て、我が振り直せ。ですね
・出し惜しみなんて、野暮なことは言いなんすな

当たり前ですが、人に教えるなら自分がしっかり理解してないとならないです。
私「手順は、右右左右 右左右左、ですね。」
相手「えぇ?右左右右 右左右左、じゃないんですか?」
私「あれ、右右左右 右左右左、のハズですよ。」
相手「さっきは、右左右右 右左右左、って言いましたよね?」
なんて会話してると、もう訳分からなくなります。汗
昔のエバラの焼肉のタレのCM
父さん「ニクニク野菜ニク野菜だったよね、母さん」
子供たち「違うわよ、野菜ニクニク野菜ニクでしょ!」
母「違う!野菜野菜ニクニク野菜!野菜!でしょ!!」
を思い出します。(あ、世代がバレる、、、、。)
自分の記憶に自信がないと、木の葉のごとく翻弄されてしまいます。そのためにも、反復を繰り返して脳裏に焼き付けておくのです。
同じフレーズでも、速くなったり、遅くなったりすると、これまた分からなくなりがちです。一つのフレーズを速くても遅くても演奏できるようにしたいものです。
そして、、、
「私」と「相手」が訳分からなくなって、近くにいる仲間に聞きます。
私「ここは、右右左右 右左右左、で正しいですよね??」
仲間「いえいえ、右左左右 右左左右、ですよ。」
私「それは練習用の、右左左右 右左左右、じゃないですか?」
仲間「あ、右右左右 右左右左、でしたっけ?」
はい、訳分からなくなった人がまた増えました、、、、。
・人の振り見て、我が振り直せ。ですねその人が何につまづいているのか、よくよく探ってみましょう。
アクセント?リズムキープ?手順がわからない?単に練習量不足?
そうして、人を観察してみると自分も発見があったりします。
その人が苦労している部分って、実は自分も上手くできてない部分だったりします。
「あ、そのフレーズはこうするといいですよ。」
なんて言いながら
「(心の声)あれ?自分がやっても、あまり上手くないなぁ」
と感じることが少なくありません。
その人が出来ない部分って、実は自分でも苦手な部分だったと気づくことがあります。
「人の振り見て、我が振り直せ」昔の人は良いことを言いました。
他人を通して、自分を見つける訳ですね。

自分が知っていることなら、全部教えてしまいましょう。「私は、ここは手首をひねるとスピードが上がりますよ。」
といった感じです。
「このテクだけは、誰にも教えない。門外不出だ!」
なんて野暮なことは言いっこなしです。
音楽の世界では「知ってるだけで優位になれるテクニック」なんて存在しません。地味ぃぃな練習で身に付けたテクニックだけが、すべてです。
例え、どんなに優秀な先生に習っていたとしても、そのテクニックを自分で使いこなせるようになるには、地味な練習しかないのです。
ですから、あなたが惜しみなく知ってることを全部教えてしまっても、何も損することはないのです。
楽器って不思議なモンです。
どんなに高級で良い楽器を使ったとしても、使う人がヘナチョコなら、奏でる音はヘナチョコです。
打楽器の場合、リズム感の良し悪しと、楽器の良し悪しはほとんど無関係だったりします。汗
打楽器は、高くて良い楽器を使ってもリズム感が悪いと、悲しくなってくるくらいボロボロな演奏になります。もう泣きたくなります。
反対に、空き缶のフタだろうが、ゴミ箱だろうが、プロの人が叩くと踊りたくなるくらいノリノリになっちゃうのです。
まぁ、それもリズムの魅力だったりするのです。
[体験談です]
私の好きなパーカッショニストがいまして、そのパーカッショニストの人が監修して作ったシグネチャーモデルの太鼓を買って愛用してました。
私が叩くと、イマイチな音がします。
「まぁ、有名人が監修してるって言っても、所詮、市販品の太鼓はこんなもんだよね。」
なんて思っていました。
そんなある時、そのパーカッショニストの人が来日することになって、日本でレッスンをやるってことも知りました。
「ウヒョー!」と喜んだ私は迷わず、申し込みボタンをポチっとしましてレッスンを受けることにしました。
そして、レッスンにて
「あなたのシグネチャーモデルの太鼓を持ってるです!」と伝えました。
(厳密に言うと、この日本語を通訳の人が訳して伝えてくれました。私、英語できません。はい。)
そしたら「ちょっと貸してみて。」と言って、私が持ってる太鼓を叩いてくれたのですが。
「おぉ!!CDと同じ音がしてるぅ!!!」
と感動した覚えがあります。
レッスンの帰り、「あぁ、やっぱりね。」と思ったものです。
・まず、自分がちゃんと理解している必要があります
・人の振り見て、我が振り直せ。ですね
・出し惜しみなんて、野暮なことは言いなんすな





