それは大人への扉。休符という音を演奏する

休符、、、、、。

お休みのことです。

ドラムやパーカッションは、比較的、忙しい方の部類の楽器に入ったりしますが、

それでも、バラードの曲とかで前半はボーカルとピアノだけで、ドラムはその間、ボーッとしてるだけ。なんてのもよくあります。

生ビールでも飲みながら、一息入れたくなります。

200小節の休符とか、すごい休符があったりするオーケストラのシンバルの人ってスゴイですよね。

長ーーい曲の、最後の最後にシンバルをバーーンって、一発叩くだけって曲だと、そのバーーンまでずっと待ってるんですよね。

責任重大すぎて、考えただけでも緊張してチビリそうです。(もしくは寝ちゃいそうです。汗)

オーケストラの場合、最後のシンバル一発が曲の盛り上がりの頂点だったりすることが多々あります。

で、リハーサルの時、最後のシンバル一発「バーン!」の良し悪しを確認するために曲の初めから演奏することがあるそうです。

そこで、シンバルのタイミングを間違えたりしたら、オーケストラの人全員に恨まれそうです。怖。

「休符は休んでるだけだから、楽にしてたらいいんだよね。」

とも言えますが、ただただボーッとしているワケにはいきません。

休符で休んでいる間にやることを考えましょう。

休符は、リズム感を鍛える上で、要になったりします。

本文の内容です

・休んでる長さで、心構えが違います
・次の一発を外せません。カウントをして待ちましょう
・休んでる間も、平常心を保ちましょう
・休符という音

・休んでる長さで、心構えが違います

十六部休符は、もう休みとは言えないです。はい。

八分休符くらいでも、忙しい曲だとありがたい時があります。

四分休符くらいの休符、二分休符、全休符。
この人たちが、やっかいなのです。間が持たないので待ってられないのです。早く叩いてしまって、リズムの悪い演奏になってしまいます。

例えるなら、大好きなあの人、なんとかデートにこぎ着けたのに会話が途切れるのが怖くて、

「何か言わなきゃ、何か言わなきゃ、、、。」

と、要らないことまで話をしてしまって自滅するパターンと同じです。

余裕のない男は女性にモテません。はい。

自慢じゃありませんが、モテない私が言うのだから間違いないです。(ホントに自慢になってないし。)

・次の一発を外せません。カウントをして待ちましょう

1小節(普通の曲だと、四分休符4個分です。)だったら

「いち、と、に、と、さん、と、し、と、」

と心の中で数えちゃいましょう。

「ワン、アン、トゥー、アン、スリー、アン、フォー、アン、」

と英語で数えるなら、むしろ小さめの声で呟いちゃった方がカッコいいです。

ちゃんとカウントしていれば、お休みあとの一発目の音(シンバルをバーンって叩く時が多いです。)をちゃんと叩けます。

この、お休みあとの一発目の音が、ズレちゃうと

「あ、こいつ素人だな。」感が出ちゃって、情けない感じになります。涙

前述の四分休符ですが、この時もカウントできるならカウントしましょう。
「しぃ、とぉ」って感じですね。

これだけでも、次の一発目の音を自信たっぷりに叩けます。

バンドの練習で、
「さっきの演奏。サビの一発目でベースのタイミングが遅かったですよね?」

って言えるくらいにしちゃいましょう。(私は小心者なので言えませんが。汗)

・休んでる間も、平常心を保ちましょう

そして大事なのは、お休みの間でも平常心を保つのです。

平常心、、、。

ボスキャラ的に手ごわい相手です。もうリズム感のラスボスと言っても過言ではないです。はい。

これはもう、地味ぃぃに練習するしかないです。

練習して、練習して、

「もう、この曲の演奏は余裕だぜ。」

って状態にまでならないと、平常心を保って演奏できません。

「このフレーズ、うまく演奏できる確率は、、、うーん、5割くらいかな。」

なんて状態で本番にのぞむと、まぁ失敗に終わります。

練習でうまくできない演奏は、本番でうまく行くワケがないです。

「練習で失敗することがあっても、本番では火事場の馬鹿力でなんとかなるさ。」

という淡い気持ちは、ものの見事に打ち砕かれます。涙

休符も演奏しているのと同じように。

「ここから休みだから、カウントだよね。楽勝、楽勝。」

っと落ち着いて考えられるようにしないとならないのです。

「同情するなら、紙をくれぇ!」
・休符という音

私はダラブッカという民族楽器を叩かせてもらっています。

指で叩く楽器というせいもあるのでしょう、実に色々な音が出せます。

革(ヘッド)一枚あるだけの打楽器なのに、叩き方によって10種類以上の音が出ます。また、叩く人によっても音が変わっていきます。(手で叩く楽器はホント個性が出ます。)

そのバリエーションの多さが、この楽器の魅力の一つだったりする訳です。

(演奏する人の人柄も音に出るんですよね。優しい音を出すプレイヤーの人は、間違いなく優しい人柄です。繊細な音を操るプレイヤーの人は、演奏以上に繊細な人だったりします。楽器ってホントに不思議です。あ、私は大雑把な音です。汗)

このダラブッカで主だった音は、古い「四元素」って考えにならって、4つと言う説があります。

その4つとは、「土の音」「水の音」「火の音」「空気の音」です。

1、Don(ドン)の音、土の音と言われます。
2、Ta、Ka(タ、カ)の音、水の音と言われます。
3、Pa(パ)の音、火の音と言われます。
そして、、、、
4、休符の音を、空気の音と言われます。

そうなんです。休符は空気の音なのです。決して休んでいるわけではなく、休符という音を演奏しているのです。

休符をちゃんと使える人はシンプルなフレーズ、休符が多いフレーズを叩いてもグルーブ感があったりします。

音が少ないのに、ノリノリの演奏、、、、。

そんなプレイを観てると、目がハートになっちゃうワケです。惚れちゃいます。

今日のまとめです

・休んでる長さで、心構えが違います
・次の一発を外せません。カウントをして待ちましょう
・休んでる間も、平常心を保ちましょう
・休符という音