メトロノームを使わないで演奏してみよう

ここまで散々メトロノームの話をしておきながら、今度はメトロを使わない話です。

「メトロノームを使って、地味練してるけど、このままメトロに頼って、リズム感って身に付くのかなぁ?」

そんな疑問に答えます。

本文の内容です

・メトロノームを使ったリズム練習が基本です
・メトロノームにも、ちょっと弊害があります
・バンドなら、グルーブを作るのはドラマーの人です
・(おまけ)本番では演奏の寸前までメトロ聴いてます

・メトロノームを使ったリズム練習が基本です

メトロノームって冷酷無比なまでに、正確ですよね。ゴルゴ13並みです。

どんなに頑張っても、人にはゴルゴ13のような冷酷さは出せません。(ゴルゴ13は人ですが、、、。)

まぁ、メトロとまったく同じになりたいかどうかは別問題ですが。

まったく同じではないけど、限りなくメトロに近いリズム感を目指して頑張りましょう。 

「練習しても、メトロに近づいてる気がしないんだけど。」と言う人でも大丈夫です。

近づいている気がしなくても、地味な練習をしたら知らず知らずの間に近づいてます。

そして、あなたの耳は鍛えられています。

もし周りに、あまりメトロを使わないで練習しているドラマーやリズム楽器をやっている人がいたら、その人たちの演奏を見てみましょう。

「あ、この音が速い。」「ここはやっぱり遅れ気味になるよね。」

なんて言うのが、少しづつ見えるのに気づくハズです。

それは、メトロを聞いて正確なリズムを知り始めている証拠でもあります。

・メトロノームにも、ちょっと弊害があります

かと言って、メトロノームを四六時中、聴いてるのが良いかと言うと、それも微妙に違ったりします。

メトロをずっと使っていると、頼ってしまう癖がついてしまいます。

メトロがないと、演奏するのが不安になってくるのです。

メトロを聞くのが習慣になるのは良いことですが、メトロがないと自分が速いのか遅いのか分からない、ってことになりかねません。

「自分がメトロに合わせる」と言うよりも、「自分とメトロが同じテンポで叩いてる」と言うイメージを持ちましょう。

ゲーセンで、モグラ叩きゲームをするみたいにメトロの音に、合わせよう合わせようと、演奏するイメージではありません。

メトロと一緒に共演している感じです。

・バンドなら、グルーブを作るのはドラマーの人です

そして、何より、、、、。

バンドで演奏しているなら、ギター、ベース、ボーカルなどの人たちは、ドラマーのビートを頼りにしています。

あなたがリズムの基準になるのです。

あなたは「グルーブを作り出す係」なのです。

「えぇ、そんな自信ないよぉ」ってなりますよね。

もちろん、最初から上手くいくことは難しいです。バンドのメンバーに「頼りないなぁ。」的に見られて、またメトロノームとの地味な練習の日々が始まるのです。

でも、地味練を続けていって、

バンドのメンバーがノリノリになって演奏してくれる姿をみると、超嬉しかったりします。

そうなんです。

最終目標は「正確なリズム」ではなく「ノリノリなリズム」なんです。

ノリノリな雰囲気はメンバーみんなで作るものですが、リズム楽器の人がノリノリを作ってしまえば、みんなが付いてきます。ちょー楽しいのです。

そのためには、まぁ、地味な練習は永遠と続くのです。はい。

・(おまけ)本番では演奏の寸前までメトロ聴いてます

本番や練習の演奏中では、たまにチラッとメトロを見るくらいにすると良いです。

私は、演奏している以外の時間にはメトロをガッツリ見てます。

ステージの袖裏で、自分の出番の前を待ってるとき。

曲と曲の間に、ボーカルの人が話しているとき。

曲と曲の間が短い時は、前の曲が終わる前にメトロのテンポを次の曲に合わせちゃいます。そして、ほんの少しだけでもメトロを見ます。

本番で演奏の最中はさすがにメトロを見る余裕はないですし、メトロを見てる姿は、なんとなく恥ずかしいです。はい。

でも、演奏してない時だったら、メトロを顔に近づけるとか、ちょっと後ろを見ることもできるからです。

なんで、ここまでテンポに気を使うのかと言うと。

自分のテンポが速かったり遅かったりして、自分が困る分には、自業自得なので笑い話です。

でも、例えば自分が演奏するドラムのテンポが速くて、ギターの演奏がボロボロになったりしたら、ギターの人に悪いです。

私は何回もやってます。汗

で、本番のあとに、、、お詫びに生ビールをおごるワケです。

私はメインにダラブッカ(中東の打楽器です。)という楽器を演奏していますが、ダンサーさんと一緒に演奏させてもらうことが少なくないです。

私の太鼓に合わせてダンサーさんが踊る感じです。

ダンサーさんは、けっこう本人の限界ギリギリのスピードで動いています。

「よし!このテンポなら、エンディングで4周回ってからポーズを決める!!」みたいな気合いで臨んでたりします。

そんな時に、私が緊張してテンポが速くなってしまうと、ダンサーさんが4周回るところを3回転半で終わってしまう訳です。

「ワタシ、、、本番で4回転できなかったわ、、、、。」

とダンサーさんが落ち込んでいると

「あの、実はオレのテンポが速かったんです。」

とは言いづらいんです。猛省することになる訳です。

毎回同じテンポで叩くのって、重要なんです。

今日のまとめです

・メトロノームを使ったリズム練習が基本です
・メトロノームにも、ちょっと弊害があります
・バンドなら、グルーブを作るのはドラマーの人です
・(おまけ)本番では演奏の寸前までメトロ聴いてます